実はあんまり期待していなかった2014年秋アニメなんですが、想像していたよりもずっと面白いアニメがたくさんあって良い意味で期待を裏切られました。最近の私の傾向として「男が2人以上メインキャラクターとして出てくるアニメは見ない」というものがあり、見るアニメを結構絞っているのですが、そんな私にも優しいアニメラインナップということもあり心が華やぐ毎日です。
今期見ているアニメはこんな感じ。
- 異能バトルは日常系の中で
- 失われた未来を求めて
- グリザイアの果実
- ソードアート・オンライン II
- 結城友奈は勇者である
録画はしているものの見ていない作品
- 甘城ブリリアントパーク
- 四月は君の嘘
- ガールフレンド(仮)
- トリニティセブン
- 棺姫のチャイカ
- 魔王の王と戦姫
しかし偉大だなと思うのが、グリザイアの果実は(私が調べた限り)東海圏の地上波(BS・CSは契約していないので)で放送していないのですが、ニコニコ動画に正規のアニメとしてアップロードされていることでしょうか。
かつてのニコニコ動画といえば違法にアップロードされている動画の温床で「いつ、ニコニコ動画は潰れるのだろうか」と思っていたものですが、気がつけば権利者から許諾を得て(というか権利者が)動画がアップロードされ、あげくに超巨大なコンテンツホルダーであるKADOKAWAとくっつくなんていうんですから、世の中どうなるかわかったものではありません。
私は初音ミクを最初見たときに「このブームはいつ過ぎるのかなあ」と感じた人間で、いろいろな事象に対して「これは流行らないでしょ」と思っていたものが、気がつけば一大ムーブメントになっているのを見ると、先見の明の無さを痛感します。
と、思ったのですが「これは流行らないでしょ」と思ったものが案の定流行らず、そのまま私の記憶の中から消えているだけなのかもしれません。アメリカンドリームをつかんだ勝者の元には大量の敗者がおり、往々にして忘れられていくのと一緒で、単純にむせ返るほどネットに充満しているコンテンツを無意識下で取捨選択しポカンと忘れてしまっているのかもしれませんね。
話がわき道にそれてしまって申し訳ありませんでした。いや、なかなかに感慨深いものがあっていろいろと思うものがあったのでつい話がわき道にそれてしまいました。
今期個人的に面白いなと感じたのは「異能系バトルは日常系の中で」で、こちらは原作小説も Kindle化されている作品に関しては全て読破しました。アニメでは進行の関係か、カットされているシーンやエピソードがかなり多く、割とメタメタにメタな話も出てきたりしていて、このあたりをどのようにアニメで消化(昇華)されるのかが気になるところです。
同様にソードアート・オンラインシリーズも読みたいのですが Kindle化されるのを待っているのが現状です。元がネット小説ということもあるので親和性が高いと思うのですがどのような都合で Kindle 化されていないのか個人的に気になるところではあります。
「Kindle化」でふと思い出したのですが「Kindleのセールで本を買いましたと作家本人に言うのは失礼(主に収益的な意味で)」という話を見たのですが、私がとある作家さんに聞いたところによれば Amazon 側が価格設定をしている作品ならば、入ってくるお金(印税)は変わらないらしいです。なので、ガンガン「セールなので買いました。面白かったです」と言っても良いと思います。(「おまえの本なんてセールじゃなきゃかわねーよ」というニュアンスが含まれているなら別ですが)*1
また話がわき道にそれました。他にもエロゲが原作なアニメ「グリザイアの果実」や「失われた未来を求めて」に関しては、なかなか原作を購入するというアクションに移れずにいます。書籍を10冊買えばエロゲ一本と価格的にトントンなのですが、読書と違ってコンテンツを楽しむ場所に限りがありますし(そう考えれば Windows タブレットは偉大なのか? いや、電車の中でエロゲはさすがに無理かな)
先日、名古屋の駅ナカソフマップ(のその奥にあるスペース)に行ったら、猛烈にグリザイアがプッシュされていてアニメ特需はすさまじいものがあるんだなと痛感したものです。果実・迷宮・楽園と価格を下げながらも平積みされていて(しかも結構売れている気配があって) 購入意欲をモリモリとそそられたものです。
久々に文章らしい文章を書こうとしたら全く文章がまとまらず、自分のブログに適当に書き散らかそうと思ったら思いの外長文になってしまったのでここらへんで。
グリザイアの楽園 -LE EDEN DE LA GRISAIA- 初回生産分特典:ChaosTCG パートナーカード 付
- 出版社/メーカー: プロトタイプ
- 発売日: 2014/12/11
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*1:これは大手出版社から刊行されている本の話であり個人がKindleで販売している本に限っては、その本人の裁量で価格設定がされているのでその限りではありません。また、あくまでも「私が覗った作家さんでは」の話なので100%が100%そうであるという保証はありません