プロキシ環境下で仕事をすることが多くなりました。今日、Windows端末にCygwinをインストールしてあれこれしようとしたときに、すっかりプロキシサーバの存在を忘れていたのでメモをしておきます。
今回の環境はざっくりとこんな感じ。詳細なバージョンはメモし忘れましたが、過去にCentOS 6系からプロキシサーバを経由してyumを使ったときも同じ設定をした記憶があります。
- Cygwin on Windows 8.1
- bash
手順としては
- ~/.bashrcを適当なテキストエディタで開いて
- 適当な行に http_proxy = http://{proxy_server}:{port} と追記
- source ~/.bashrc で設定を反映
という流れです。githubからソースコードをwgetで取得しようとする場合、githubではHTTPSが標準で使われているため、同様にhttpsのプロキシ設定も行う必要があります。
また、Cygwinの場合は主要なパッケージ(?)のミラーサーバがFTPで公開されているため、apt-cygを使おうと思ったら、FTPのプロキシサーバも設定する必要があります。というわけで、HTTPとHTTPSとFTPで利用するプロキシサーバを明示的に設定すると以下のような感じになります。
http_proxy = http://{proxy_server}:{port}
https_proxy = https://{proxy_server}:{port}
ftp_server = ftp://{proxy_server}:{port}
どうでもいい話ですが、実際にこの設定を書いていた際に、https_proxyで設定していたURLをTypoしていて、HTTPのサイトでは普通にwgetが出来るのに、github.comでは名前解決のエラーが表示され、5分くらい頭を抱えました。
追記:wgetrcの設定変更について(2016/01/31)
apt-cygを使うためには /etc/wgetrc にも、上記同様のエイリアスを書き込む必要があるっぽいです。wget単体は .bashrc を書き換えれば動くのに……。
*1:{proxy_server}と{port}は適時環境に合わせて変更してください