友人がパソコンを新調したいらしくBTOでパソコンを買うと相談してきた。友人自体がパソコンに興味があることもあって、ショップの情報を集めたらしく1's (ワンズ)で買うことになった。
長く使うことを考慮し、あれこれ構成を変えた。
今回、ポイントになる構成のみ紹介をしておく。
- プライマリディスクにクルーシャル M4(SSD)を選択
- セカンダリディスクにデータ用のHDDを選択
- メモリをコルセア製のものに変更
- ケースにAntecのP280を選択
到着して、パソコンをしばらく使っていると、BSOD(ブルースクリーン)が表示された。友人なりにトラブルシューティングをしたらメモリの問題にいきつき、ケースを開けたら以下のような問題があった。
- メモリがコルセア製でなく、ウィンチップ製だった。注文した構成と間違っている。
- HDDのマウンタが正常にマウントされておらず、ナナメにねじ込まれた形だった。
「他に問題がないか見てくれ」「そこまで詳しくわからないから代わりに電話してくれ」
ということで、友人宅にお邪魔してその他の構成を確認。また、配線などでおかしなところがないかを確認し、さっくりと電話をかけた。
通話の要点だけをまとめると以下のようになる。
- ご迷惑をおかけしました。
- (メモリの間違いについて)一度パソコンを返送していただくか、お急ぎであれば交換品のメモリをお送りするので、ご自身で装着してほしい。
- HDDが誤った装着することは考えられない。3回確認をしている。もしも起こりうるのであれば輸送中におきた問題である。
- (HDDのねじれによって、SATAケーブルのコネクタが少しおかしくなっていたので交換をお願いしたら)新品のSATAケーブルも同梱する
とのことだった。
通話のやりとりの中、いくつか気になった点を上げる。
- 電話の担当員が名前を名乗らない。
- BTOのカスタム構成について、確認の有無の説明は一切なし。メモリの確認は行われていなかった様子。
- 「HDDの装着は3回確認しているため、組み立て作業内でのミスでは絶対に無い」と言われたが、ケースの構造上、輸送中にマウントレールからマウンタが外れてナナメにねじ込まれることは極めて考えにくい。
- やりとりが終わった後、ガチャギリをされた。
他にも組み立てで気になることは、P280は2.5インチSSD用のマウントレールが用意されているのに、SSDをそこに装着しないのか……とか、SSDはストレート型のSATAピンケーブルなのに、なぜHDDはL字型のSATAピンケーブルが使われているのか……とか、電源に貼られているシールが微妙にはがれていたとか、気になることはたくさんあったが、さしあたり問題であった、メモリのメーカー間違いと、HDDについての問い合わせが重大な用件であったため、問い合わせはしなかった。
しかし、どう考えてもHDDが輸送中にナナメにねじ込まれる形になるとは考えられない(ケーブル類を外し、正常に状態に戻したが、どう考えてもありえない)たとえ、仮に輸送中の衝撃で、画像のようになるのであれば、どれだけ強い衝撃が加わっているのか想像したくない。
なお、今日の昼過ぎ(15時頃)に問い合わせを行い、正しいメモリは翌日に届くらしい(岐阜在住)スピーディな対応のように見えるが、そもそもメモリの装着が間違っている時点で誠実・不誠実のレベルでなく、何よりも電話をガチャギリされたことに強い苛立ちを覚えた。
正直なところ、人的ミス(ヒューマンエラー)は起こりうるものなので、構成の間違いや、HDDの謎のねじれも、サポートがよかったら「ああよかった。よかった」で終わっていたが、この対応なので、私も友人も今後、ワンズを利用することは無いと思う。以上。