愛用していたFILCOのマジェスタテンキーレスFKBN87M/EBが壊れてしまったので(壊してしまったので)新しいキーボードを買いました。
今回、購入したのは前回同様FILCO製のFKB104M/EBでFILCOのキーボードはこれで三枚目となります。
FKB104M/EBは独Cherry製のメカニカルスイッチを使用しており、スイッチの種類は茶軸、テンキー付きで、キーはASCII配列です。
キー配列がASCIIなのは私のこだわりで、サブPCを含めてすべてのパソコンでUS配列のキーボードを使用しています。
(ひとつだけJIS配列だったりすると、戸惑って戸惑って)
今回、購入するに当たって、検討した事項は以下。
- テンキーは必要かどうか
- ここは節約の精神でメカニカル機構を採用しながらも廉価であるFILCO ZEROシリーズにしてはどうか
- メカニカルキーボードを販売している会社はFILCOだけではないので、ほかのメーカーのキーボードにしてみてはどうか、あるいは東プレのRealForceを視野に入れてみるのはどうか
こんな感じでした。
上にも書きましたが壊してしまったキーボード、FKBN87M/EBはテンキーレスモデルで横幅が小さく、机の上が非常にすっきりとしていました。購入した当時は学習机とパソコンを共存させる形で使用していたので、スペースの有効活用をしたかったわけです。
しかし、今はパソコン専用の机を入手して、スペースには余裕ができたので別にない必要はないというわけで、今回はテンキー付きのモデルを購入しました。
ライトなネトゲとかですと、テンキーにアイテム割り振ると楽ですしね。
二つ目はFILCO ZEROシリーズについて。
本当の話、後ワンクリックで購入に至る段階まで行きましたが、なんだかわだかまりを感じるといいますか「本当にこの妥協は今後に影響を与えないか……」と考えた瞬間ZEROシリーズは私の視界から消えていきました。
メインPCのキーボードくらいいいやつを使いたいですからね!
三つ目の懸案事項は、言い換えるならばFILCOにこだわり続ける必要はないんじゃないかということ。
たとえば、ゲーム周辺機器のメーカで有名なRazerも BlackWidow 英語配列 メカニカル ゲーミングキーボード(AA)といった、青軸のメカニカルスイッチを採用したキーボードを販売していたりします。正直、上記したモデルは購入検討品の中の一つでした。
しかし「パソコンでゲームをハードにやるわけでもないし、ツルテカ仕様はなあ……」と思ったのと、キーボードはあくまでも文字を入力するデバイスであり、自己主張の激しいデバイスは、なんとも好きになれないなあ……。と、結局、候補からは外れました。
キーボードを筆記用具にたとえるならば「無難に使いやすいシャープペンシル」と「キティちゃんのストラップが書くたびにブラブラと揺れるシャープペンシル」では、いくら後者が書きやすかったとしても、私は前者を選ぶ……そんなものでしょうか。
(ですが、青軸を採用したキーボードを使いたかったのも事実)
RealForceはTwitterで次は買う、次こそ買うと買う買う詐欺をしているんですが、今一歩踏み出せない自分がいます。「もうちょっと金銭的余裕ができてからかな?」と今回はやめました。
(何より茶軸ちゃんちゅっちゅっていうのもあります)
と、こんな感じでしょうか。
この文章もFKB104M/EBで入力していますが、メカニカルキーボード独特の子気味のいい打鍵音、それから、入力しやすいキーストローク。やはり、私には茶軸のキーボードがベストなのかもしれません。
決して、安い買い物ではないので、大事に扱って長い友にしたいと思います。