タイトルだけではなんのこっちゃ? といった感じですが、現在Lenovoが販売している、USB型外付けキーボードを購入しました。
ASCII配列でテンキーは無し、型番は55Y9003
正式名称は「ThinkPad USBトラックポイントキーボード」にあたります。
購入に至った仮定には様々な理由があったのですが、今回重要視したのは「ポインティングデバイスが内蔵されていること」つまり、マウスやトラックボールといったもの接続しなくとも、キーボードに何かしらのポインティングデバイスが内包されているものでした。
これまた何故かといいますと「場所」の問題でして、パソコンを設置するのはいいものの、マウスを動かすスペースがない。それ自体を動かさないトラックボールにしても、最適なポジションを得ることができない。
色物な商品も多々ありましたが、キーボードとしての本質である、打鍵感をおろそかにしてはいけないということで、この商品の購入を決定。
今まで使っていた、Apple US KeybordはPS3専用へと移行しました。
あ、今更ですが「大人の翼」の元ネタはこれです。
ThikPadのキーボードだから……みたいな言葉遊びです。
使ってみての簡単な感想。
■キーボードとして
- 打鍵感は良い。パンタグラフ式のキーボードを本格的に使うのは初めですが、違和感を覚えることはありません。
- 配列はT400Sから変更されたものとほぼ一緒。Deleteキーが大きいのはありがたいです。便利。
- Fnキーの位置が残念。多分ThinkPadでは伝統の場所なのでしょうが、Ctrlキーの位置と変更したいです。
- このキーボードはゲームには向いてません。
- 高さを2段式で調整することができるので、それなりに最適の高さに調整することができます。これもグッド。
■ポインティングデバイスとし
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トラックポイントはなれるまでが大変でしたが慣れたあとは腕の移動を最小限に抑えることができるので、こちらのほうが便利です。慣れるまでは非常に不便でしたが、トラックポイント意外のポインティングデバイスを一切合切取り外し、特訓したら簡単に慣れることができました。
- 場所を取らない。というかキーボードの上にあるので邪魔にならない非常にいいです。
- 付属のデバイスドライバがそれなりに作られているので、ある程度の設定はできます。
■その他
- 左上にある、ミュートボタンや音量ボタンは問題なく動作しました。また存在しない「ThinkVantage」を呼び出すボタンを押すと「システム情報」が表示されました。
- Fn+*で使える機能と使えない機能がありました。液晶の輝度が設定できなかったのは残念です。
- 本体が少し縦に長い
とても良くできたキーボードだと思います。
Amazonで5000円代で購入できるのでコストパフォーマンスが非常に高いです。文章入力やコーディングでキーボードに興味を持ち始めた人が買うのもありかもしれません。ただしゲームには向きません。純粋にテキスト入力を素早く、快適に行いたい人に向いているキーボードだと思います。